リースのエコキュートって買取できない!?
先日、あるお客様におじゃました時のこと。
『三谷商店さん、IHクッキングヒーター新しくしたいんじゃけど』
ん?こちらのIHクッキングヒーターは、電力会社グループのリースで設置されていて、まだまだ調子も良いのに何でだろう??と思っていたら、
『リースが終わったら、次の機械をまたリースせんといけんらしいのよ!新しいやつを!』
と、少しご不満がある様子。
調べてみると、お客様の場合はIHクッキングヒーターは8年のリース期間が終了後、2年の再リース期間があり、再リース期間が終了すると、
・新しい機械をあらたにリース契約を結びで設置する
・リースを解約して自分で新しい機械を購入する。
のどちらかを選択しなければならないとのこと。(詳しくは→http://www.enela.co.jp/faq/)
しかも、解約時には撤去費用がおおよそ実費必要となりIHクッキングヒーターが無くなってしまうので、どちらにしろ新しい機械を設置しなければならないのです。
おまけに、お客様はエコキュートも同じリースで設置されていて、2年後にはエコキュートも同じ選択に迫られるとのこと。
まあ、リース契約の性質上、機械の所有権は設置場所であるお客様ではなく、リース会社のものになるので、契約上は何ら問題ないのですが・・・
それに我々設備業者の立場から見ると、メーカーが示している対応年数での定期的な設備の入れ替えは、大きなトラブルの回避や、修理時の部品手配等もスムーズに行えるのでとても理想的と言えます。
しかし、一般ユーザー様からすると、いくら景気が上向きとはいえ、まだまだ使える機械をけっこうなお金を掛けて新しくしたいと思われている方はあまり多くないと思われます。
実際、当社の実績から申し上げるとエコキュートからエコキュートへの取り替え実績(経年劣化や機能不良による)は設置年数が10年前後のものばかりなので1件もなく、修理の実績も数件しかございません。
電気温水器に至っては15年~20年ご使用のお客様は数多くいらっしゃいます。
取り替えに関しても、機能不良が重なり修理代が多くかかるようになったり、もう使用できないほどの故障の時にお客様と相談してお取替えのご提案をさせていただくようにしております。
それぞれのご家庭での考え方もあるかと思うので一概にリース契約が良い、悪いとは言えませんが、ご自分のペースに合ったコストプランニングをリース契約終了前にお考えになっても良いのではと思います。
そういったご相談や、診断、お見積もりはいつでも無料ですのでお気軽にお申し付けください。
少しでもお金はかからない方が何かと助かりますからね!